社交辞令2007/05/02

朝、C病院へ電話をし、K先生につないでもらう。

「はい。」(K先生)
「おはようございます。○○ですが、今お時間よろしいでしょうか?」(ねこの手)

「○○さん?」(最後に会ったの3月だから覚えていないかな?)
「患者番号申し上げましょうか?」

「今、カルテ手元にないから...」
「2月の終わりにB病院から紹介されて、受診したのですが」

「B病院、あぁ」(思い出されたかな?)

「その節はお世話になりました。
実は、母が移植を受けたいと言い出しまして、
今の病院だと高齢者の移植件数が少ないようなので、
もしC病院でお願いできたらと思いまして、先生にご相談に上がりたいのですが...」

「件数が少ない?そんな理由で転院するの?
 迷惑なんだよ。△△先生(E先生の隣の診察室の先生の名前)とは同志なんだ。」

「はぁ?」(なんでこんなに怒られるんだ?失礼なこと言ったかな?病院の先生の同志って???)

「勝手に診ることはできないんだよ?」
「それはもちろんわかっています。」

「転院させてくれんのかなぁ。今どういう状態ですか?」
「4月9日に退院しまして、2週間に一回外来で通院してます。」

「資料とかちゃんとくれるのかなぁ...ブツブツ
とりあえず、セカンド・オピニオンということで紹介状をもらって、予約を取ってください。
早くて5/11ですね。」

「わかりました。お忙しいところ、どうもありがとうございました。」


ネット上の闘病記録などで、転院元の先生とのトラブルなどは読んだことはあるが、
まさか転院希望先の先生から怒られるとは想像もしていなかったので、頭がショック状態である。

「移植件数が少ない」のが「そんな理由」?
あーちゃんはただでさえ高齢なんだから、病院の移植件数が少ないだけで不安なのはおかしいのか?
移植中にあーちゃんの状態が悪くなったときに、経験があるほうが適切に対処してくれるだろうと思うのは間違いなのか?
最低限、減らせるリスクはできるだけ減らしてあげたいという気持ちはいけないのか?

迷惑なら、最初から「移植するならいらっしゃい」と安易に言わなきゃいいじゃないか。

かかっているのは、「命」である。
望みがあるなら、何にでもすがりたいのである。


この時のことは、今でもあーちゃんには言っていない。
でも「C病院」の「C」も言わなくなったので、薄々は何かあったと勘付いているだろう。


あまりに心証が良くなかったのと良い結果は期待できそうもないと判断し、C病院は一番後回しにする。
先にRセンターとE病院に行ってみることにする。

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患者さんや担当医師によっては、異なる場合があると思われますので、
ご注意ください。