2月22日(5)2007/02/22

「ベッドは空いているので、いいですよ」

「とにかく、急性骨髄性白血病ではなかった。よかった。」
(このときは、「白血病でなかった」=「よかった」と思っていたのです)

W先生たちが帰った後、顔を見合わせていると若いY先生が戻ってきて、再度説明してくれる。
よっぽど腑に落ちないという表情をしていたのだろう。

実際この日の出来事は未だによくわからない。
・血小板は凝集することがあるので、あくまで参考値である
・B病院の先生が紹介してくれたのは、血小板の値だけでなく、総合的に判断した結果である

では、なんで検査前に抗ガン剤治療とまで言われたの??

あーちゃんと話して、結局2泊入院することにする。
今日一日で急に疲れた。健康な私でさえ疲れたんだから、あーちゃんは、もっと応えただろう。

あまりのことに、タクシーで病院から家まで帰るという贅沢をしてしまう。
とてもじゃないが地下鉄で帰る気力はなかった...

2月22日(4)2007/02/22

「突然話が変わって驚かれるでしょうが...」
W先生の第一声だった。

中央にW先生、その両脇に若い先生方
(まるで水戸黄門のよう。でも3人で「びし!」と姿勢良く立っているからやっぱり病院っぽい)

「入院の必要はなくなりました。」

「...はぁ?」

「こちらで検査したところ、血小板の数値が心配するほどではなかったので、今すぐ治療の必要はなくなりました。」

「???」

「でも先生、今朝B病院で調べた時には、2週間で血小板が5万に下がったから、この割合で下がると危ないって言われたんですけど。」

「こちらで調べた結果、血小板は13万ありました」

一方はERもあるような大きなB病院、一方は超有名なC病院。
なんで言うことが変わるの?しかも同じ日に検査した値がそんなに違うってアリ?

「骨髄異形性症候群です。今のところ、治療の必要はありません。これまで通り普通に生活してください。帰宅してくださってかまいません。」

頭の中で「?」が渦巻く中、
「先生、今日は疲れたからこのまま入院させてください。」
と、あーちゃん。

2月22日(3)2007/02/22

看護婦さんに業務用エレベータ経由で病室まで案内される。
2つベッドがある広いきれいな病室。

初めてでなんかよくわからないけど、とりあえず入院に必要なものを売店に買いに行く。
あーちゃんは入れ歯だから、洗浄用薬剤や、容器もいるな。

売店は広く、買い物カゴがすぐいっぱいになってしまい、両手に荷物を抱えて、業務用エレベータで戻る。
(一般用エレベータが別にあることさえ気がつかず、今考えてみると同乗の先生たちの視線を浴びていたような...)

あーちゃんをパジャマに着替えさせると若い先生が2名来て、骨髄検査に連れて行った。

噂には聞いていたがすごいきれいな施設!13階なので眺めもよい。 こんな状況じゃなければな。

あーちゃんが帰ってくると、看護婦さんから施設の説明を受ける。

すると、突然W先生を初めとして、先ほどの若い先生2名が入ってきた。

2月22日(2)2007/02/22

C病院の受付に行くと、連絡がきているらしく、係の人がメモを見て応対してくれた。
私は気がつかなかったのだが、後から聞くと、あーちゃんはメモに「急性骨髄性白血病」って書いてあったのを見てしまっていた。

内科の受付に行くと、まだK先生の午前中の予約が終わっていないので、代わりにW先生に見てもらうようになったと伝えられる。
待合室も別なので、移動。また待つ。

W先生に、「なんと言われて来ました?」と聞かれ、あーちゃんは、「急性骨髄性白血病です。」と返答。

おーい!そんなことまだ言われていないよ!
あーちゃんは本当に相当なショック状態だったらしい。

W先生は骨髄検査の説明をし、骨髄中の芽球が20~30%あると「急性骨髄性白血病」、20%より少ないと「骨髄異形性症候群」になる。貧血だけなら輸血だが、血小板を増やすには抗ガン剤治療が必要になる、云々。

なんか話の雲行きがだんだん即入院・治療みたいだけど??

「先生、抗ガン剤治療をするかは、骨髄検査の結果、決まるんですよね?」 と聞いたところ、「いや、このまま入院し、抗ガン剤治療になります」と言われた。
ガーン!そんな、いきなり入院?抗ガン剤?

「先生、入院ってどのくらいですか?」
「3ヵ月です。」
...

2月22日(1)2007/02/22

この日はなんと目まぐるしい一日だったでしょう...

B病院の2回目の外来日。あーちゃんは朝寝坊をしたらしく、食事もせずにタクシーで急いできたらしい。採血してから、待つ。

先生の話では、血液中の芽球が先々週の5%→8%、血小板が11万→5万になっている。「骨髄異形成症候群」もしくは「急性骨髄性白血病」の疑いがあるので、直ちに骨髄検査をする必要がある。ただし、B病院は満床のため、他の病院を紹介すると言われた。

私でも知っている大病院の名前ばかり10以上列挙された後、比較的近い3病院の中から、先生にお任せで紹介状を書いて頂く。

お昼近くになって紹介されたのは、C病院。
本来予約がないと受け付けてくれないそうだが、K先生に13時で診て頂けるようにしたから、すぐに行ってくださいと言われた。あと1時間しかない。

タクシーで移動中にコンビニ(新装開店だった!縁起よい)によって食糧を買い込み、タクシーの中で腹ごしらえをする。

このブログで記述している内容は、あーちゃんの症状・状態によるものです。
患者さんや担当医師によっては、異なる場合があると思われますので、
ご注意ください。