HLA検査2007/05/11

今日は10時に病院の入口で待ち合わせ。
折悪しく千代田線が朝からストップしてしまい、やっと動き出したばかりなので駅は人でいっぱいになっている。

叔母は既に来て待っていた。
声をかけ、紹介状を先に受け取ってくる。

N先生が連休明けに用意してくださると言っていた紹介状は、連休中、カルテが外来用にいつもの場所から移されてしまったので、用意できなかったのだ。

あーちゃん、叔父とそろったので、7階の病棟へ向かう。
本日のHLA検査はあーちゃんと一番下の叔父、2番目の妹にあたる叔母の3人である。

7階のナース・ステーションで声を掛ける。
朝の10時なので、看護士さん達は忙しそうだ。

N先生がいらっしゃる。

「じゃあ、どこでやりましょうか?」と言って、横の部屋を覗いていたが、やおら廊下のテーブルを動かし始めた。

(先生、もしや、廊下で?)

お世辞にもD病院は新しい建物とは言えず、ちょっと暗めの廊下、しかも看護士さんたちが忙しそうに行き来していて、大人4人が立っているだけで邪魔になりそうなくらいなのである。

(採血だけだって聞いたけど、廊下でやらなくても)

というのが顔に出ていたのか、わからないが、ある看護士さんが慌てて、「ナース・ステーションでどうぞ」と声を掛けてくれた。

今までも多少感じていたことだが、N先生は周りに遠慮がちな所が見えるのだ。
アメリカに留学されていたそうだが、D病院にはまだ入って間がないのかもしれない。
決して悪い先生ではなく、非常に良くしてもらって感謝しているのだが、病院で自在に動けていない点が心配である。

直前まであーちゃんは、「針1回じゃ終わらないかもよ」と言っていたので、
「じゃあ、採血を2番目か3番目にしといて、様子見てみれば?」
と言っていたのだが、結局あーちゃんは自分から最初に座った。
(もちろん上記の会話はN先生が来る前にしております)

あーちゃんの腕から採血し(1回でちゃんと採りました!)、容器に移すと、8cm×6cmくらいで丸が6つ書かれてる用紙に、ケーキ用の小さい絞り袋で名前を書く要領で、丸の中にあーちゃんから採った血液を絞り出し始めた。
6つの円に血を絞り出すと、「次の人」になり、叔父、叔母が順次採血される。

先生は、あーちゃんは兄弟が多いはずなのに、2人だけだったので、意外そうだ。
「他の兄弟は、(あーちゃん)本人がやめてほしいと言ったので2人だけです」と説明した。

今回、あーちゃんの強い希望で病気がちの兄弟のHLA検査は行いませんでした。 ただ、N先生に病気のことを話すと、実際に診なければわからないが、大丈夫な場合もあるそうなので、主治医の先生に相談したほうがよいと思われます。


HLA検査の結果は、通常2週間かかると言われているとのことだった。
今度の外来は5/21で、そのときまでに結果が出ているかは、微妙だそうだ。
念のため、早くわかったら教えてくださるように頼んでおく。

また、来週にRセンターとE病院にセカンド・オピニオンに行くこともお知らせする。
本当はHLA検査の結果が出てから行った方がよいと、N先生にもE先生にも言われていたが、先に話だけでも聞きに行ってみることにしていた。

「先生、もし検査で結果が合わなかったら、臍帯血があるんですよね?」
とN先生に聞いてみる。

臍帯血は未熟な血液なので拒絶される場合があり、できれば兄弟間での移植が望ましいとのことだった。


検査が終わったのが、約1時間後。
アンをこの後獣医さんへ連れて行かねばならないので、あーちゃん達とは別れ、急いで家に帰る。
病院通いは人も猫も大変なのだ。

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患者さんや担当医師によっては、異なる場合があると思われますので、
ご注意ください。