移植ができる病院2007/04/27

あーちゃんは、兄弟の一番上。下には3人の妹、2人の弟がいる。

でも具合が悪くて病院通いしている叔母もいるので、実質的にドナーをお願いできる叔父叔母は限られる。

GWの前半4/29に、一番下の叔父にドナー検査を頼みにいくことにした。

その前に「移植」について私のほうで調べる。
まさか、「移植」と言い出すとは思っていなかったので、あまりつっこんで調べていなかったのだ。

日本骨髄バンクのサイトを調べ、「移植ができる病院」を調べる。

データが2004年までのせいか、D病院では40才以上の移植例の件数が少ない。件数がすべてではないと思うが、どうなんだろうか?

でも、あちこちたらい回しにされて、やっと今のD病院に受け入れてもらったのに。


ふと、2年前にあーちゃんと行った親娘旅行で、仙台に行ったときの思い出がよみがえった。

秋保温泉から松島まで車で移動しているとき、タクシーの運転手さんが、高速(?)から見える大きな建物を示して言ったのだ。

「あの病院は、血液の病気を治療するいい先生がいるんで有名なんですよ」

「あら、おばあちゃん(あーちゃんの母親。慢性骨髄性白血病で亡くなってます)の病気のときにそういうのがわかっていればねぇ」

そのことを思い出すと、このまま何もしないのは、ただの自分の怠慢でないかと思った。

また、この時期に読んでいた
「二人の天使がいのちをくれた―白血病からの生還、臍帯血移植闘病記」 吉田寿哉(著)
の中の言葉にも、はっとさせられる。

「自分のいのちがかかっているのだから、もっともっとジタバタしろ」

私の場合は自分ではなく、あーちゃんだが、まだやることはいっぱいあるのではないか?

あーちゃんが聞きたいことがあったときのために渡した「白血病フリーダイヤル」、まさか自分で使うことになるとは思わなかった。

このブログで記述している内容は、あーちゃんの症状・状態によるものです。
患者さんや担当医師によっては、異なる場合があると思われますので、
ご注意ください。