ドナー検査のお願い2007/04/29

今日はあーちゃんと叔父の家にドナー検査のお願いをしに行った。

兄弟を集めて、あーちゃんの病気のことと検査のお願いをしてしまえば話は早いのだが、あーちゃんはそれはしたくないと言う。

(病院通いをしている兄弟に)「みんなの前で、おまえは体が弱いからドナー検査はできないと言えない。」


叔父はあーちゃんの一番下の弟にあたり、年は私のほうが近い。

D病院の先生が説明しながら書いてくれた「診療に関する説明と同意書」の控えを見せながら、こちらからも説明する。

もしHLAが一致すれば、全身麻酔で骨髄液を提供することになる。
このとき万一のことがあった場合、叔父の家族の事を考えると、やはり身内で内情を知っているだけに非常につらい。

変な話、まったく知らないドナーの方から提供してもらうほうが心情的には楽だと思う。
「万一のことがあった場合、残された家族は」という事情は誰にでも当てはまるはずなのだが。

叔父夫婦は、「滅多にあることじゃないんだから」と快く承諾してくれた。


また、後日叔母から聞いた話だが、検査の話をされない方は、それはそれで「自分の病気が移るかもと思って、イヤなのだろうか?」と苦にしていたそうだ。

「いや、そうじゃないよ。
全身麻酔して、もし万一叔母ちゃんに何かあったら、○子(従姉妹のこと)に顔向けできないよ。
あーちゃんも、その方がストレスになるって言って、言わなかったんだよ。」

このブログで記述している内容は、あーちゃんの症状・状態によるものです。
患者さんや担当医師によっては、異なる場合があると思われますので、
ご注意ください。