外来の日(11)2007/10/01

WBC: 11.5  Hb: 6.1  PLT: 7.6  CRP: 9.5

外来の待ち時間中、あーちゃんの貧血がひどくなり、いつもの時間が非常に長く感じた。食堂は並んで待つほど混んでいるので、結局行くのを止める。 (後から車イスを借りておけばよかったと思ったが、このときは全然思いつきもしなかった。)

頭痛もあるらしく、頭を冷やしたいのだが、あいにく売店にある冷えピタは嫌がって使えない。
あーちゃんは、氷水でハンカチを冷やして使おうと試みるが、あいにく売店の氷は2kgの大袋入りしかなく、ちょっといくらなんでも大きすぎ。

仕方がないので、ミネラルウォーターでハンカチを濡らして頭に当てる。

診察室に入り、頭痛や熱のこと、水疱瘡にかかっている家族がいることに一週間気が付かずに生活したことを話す。

帯状疱疹ならまだよいが、それ以上ひどくなると空気感染になるので、念のため感染したものと考え、水疱瘡用の薬を服用することになった。

また、貧血の状態を見て、輸血はいつもの倍の4単位になってしまった。

量が倍なら、時間も倍かかり、帰宅したのは20時過ぎ。
あーちゃんは朝バナナを一本食べたきり。お昼が食べられなかったので、飲み物は飲んだが、輸血中にトイレに行きたくなるからとちょっとだけだ。

お腹空き過ぎでぐったりしている。
おでんのハンペンをやっと食べ、一度に食べられないからと横になった。

いつもは外来の時に次回の予約をはっきり言ってくれるのだが、今日はあーちゃんの状態が悪いためか、特に言われなかった。来週は月曜が祝日なので、2週間後である。

あーちゃんにそれを言うと、
「えー、死んじゃうよう」

今までそんなことを言ったことがないので、今日は余程つらかったのだろう。

輸血をいつもの倍やったことを思い出させ、もしつらくなったら、すぐ先生に連絡しようと言って、落ち着かせた。

このブログで記述している内容は、あーちゃんの症状・状態によるものです。
患者さんや担当医師によっては、異なる場合があると思われますので、
ご注意ください。