TV2007/10/02

朝あーちゃんに電話すると、早朝に38℃になったが、いつもの調子で下がってきているとのことだった。

夕方、実家へ行くと、どどーんと大型薄型テレビが鎮座していた。

…実は水疱瘡騒ぎの前から、近所の電気屋さんが出入りしていたり、TVのパンフがあったりしたので、もしや?と一抹の不安はあったのだが、「親父」さんがTVをお買いあげになったらしい。

別に「親父」さんが自分でお金を出して物を買うのはかまわないが、TVという娯楽性のあるものを、明らかに自分の楽しみ目的で購入する、しかもあーちゃんの具合が悪く、水疱瘡騒ぎでみんなに迷惑をかけて間もないのに、という節操のなさにカチンと来てしまい、この後久々に父娘で大げんかになってしまった。

(せめてあーちゃんが入院した後に入れるとか、自分の部屋に入れて目に触れなければまだ我慢できたかも。ちなみに、決してあーちゃんを喜ばせようと思っての購入ではありません。念のため)

友人に話すと、
「双方の言い分が平行線だから話すだけムダだよ。
疲れてるんだから、外に出たほうがいいよ。」
と言われてしまった。

確かに、私がこんなに一生懸命やっているのに、という思いと、思うように事態が良い方向に進んでいかないためのイライラはあったと思う。

大げんかを止めに入ったあーちゃんは、内出血を作ってしまった。

結果的にあーちゃんに迷惑かけて、何やってんだかわかんないよね。
バカな娘で本当にごめん。

外来の日(11)2007/10/01

WBC: 11.5  Hb: 6.1  PLT: 7.6  CRP: 9.5

外来の待ち時間中、あーちゃんの貧血がひどくなり、いつもの時間が非常に長く感じた。食堂は並んで待つほど混んでいるので、結局行くのを止める。 (後から車イスを借りておけばよかったと思ったが、このときは全然思いつきもしなかった。)

頭痛もあるらしく、頭を冷やしたいのだが、あいにく売店にある冷えピタは嫌がって使えない。
あーちゃんは、氷水でハンカチを冷やして使おうと試みるが、あいにく売店の氷は2kgの大袋入りしかなく、ちょっといくらなんでも大きすぎ。

仕方がないので、ミネラルウォーターでハンカチを濡らして頭に当てる。

診察室に入り、頭痛や熱のこと、水疱瘡にかかっている家族がいることに一週間気が付かずに生活したことを話す。

帯状疱疹ならまだよいが、それ以上ひどくなると空気感染になるので、念のため感染したものと考え、水疱瘡用の薬を服用することになった。

また、貧血の状態を見て、輸血はいつもの倍の4単位になってしまった。

量が倍なら、時間も倍かかり、帰宅したのは20時過ぎ。
あーちゃんは朝バナナを一本食べたきり。お昼が食べられなかったので、飲み物は飲んだが、輸血中にトイレに行きたくなるからとちょっとだけだ。

お腹空き過ぎでぐったりしている。
おでんのハンペンをやっと食べ、一度に食べられないからと横になった。

いつもは外来の時に次回の予約をはっきり言ってくれるのだが、今日はあーちゃんの状態が悪いためか、特に言われなかった。来週は月曜が祝日なので、2週間後である。

あーちゃんにそれを言うと、
「えー、死んじゃうよう」

今までそんなことを言ったことがないので、今日は余程つらかったのだろう。

輸血をいつもの倍やったことを思い出させ、もしつらくなったら、すぐ先生に連絡しようと言って、落ち着かせた。

水疱瘡2007/09/28

最悪なことが判明した。

一昨日に、薬の袋が茶箪笥にあったので、「親父」さんが風邪をひいているのか、要注意だなと思っていた。

あーちゃんは熱で部屋にほとんど寝ているので、後であーちゃんには風邪らしいから注意したほうがいいと言おうと思っていた。

その矢先、あーちゃんから突如電話が。

「親父」さんは実は「水疱瘡」で、自覚症状は一週間前からあったらしい。
直らないので、病院を変えたら、「水疱瘡をこじらせている」ので、入院して2日ほど点滴すれば直ると先生に言われたらしいのだが、断って帰ってきたそうだ!

しかも、あーちゃんの部屋にその話をしに「わざわざ」入ってくるに至っては、言語道断!

孫たちにも平気で会って一緒に遊んでいるのだ。

この話を聞いて怒らない患者さんもしくは患者さんの家族はいるだろうか?

私が怒り心頭に発し、電話でぶりぶり文句言っていると、あーちゃんいわく、 「(そういうことも)わからない人だから、こっちが気をつけるしかないのよ。」

普通、家にはあーちゃんがいるから、入院していち早く直すか、周りに事情を話して早く直すのどちらかだが、そんな配慮も自覚もないらしい...

もうため息も出ない

発熱(2)2007/09/27

あーちゃんは、今日も早朝4時から熱が上がり始め、朝6時には39.5℃!
抗生剤のオゼックスを6時に飲んでいる。

8時半ごろ電話すると、まだ39℃だった。

さすがに2日連続になるので、病院へ電話を入れると、外来へ来るように言われる。
ただ、熱が39℃だと動かせないかも...

とりあえず、急ぎの仕事を片付け、実家へ向う。

11時の時点でまだ38℃だ。

病院へ行くことを言うと、拒否。
(具合が悪いのと、熱で難聴ぎみなのか、何度も聞き返される。ご機嫌も最悪だ。)

こうなるとあーちゃんはロバのように頑固なのだ。
(関係ないが、あーちゃんは午年)

12時になって、37.2℃まで熱が下がる。
熱が下がったこともあり、本人も行きたくないらしいので、病院に行くのはやめにする。

19時には36.5℃にまでなるのだが、熱は下がっても食欲はないし、だるそうだ。お粥の準備だけして枕元においておく。

発熱2007/09/26

あーちゃんは、早朝から発熱で38.9℃。いつもより2日早い。
発熱したときに飲む抗生剤を服用した。

薬の効果なのか、下がるべくして下がったのかは不明だが、また夕方には37℃を切るくらいにまで熱は下がった。

お昼も食べないで寝ていて、16時ごろやっと、お粥を食べたらしい。

入れ歯の装着部分がちょっと腫れていて、口がまずいそうだ。

夜は卵を落としたお粥と梅干のみ。

明日は熱が出なければよいのだが。

このブログで記述している内容は、あーちゃんの症状・状態によるものです。
患者さんや担当医師によっては、異なる場合があると思われますので、
ご注意ください。